【ABC171 A】「αlphabet」を解く【Python3】

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入力された文字が、英小文字なのか、英大文字なのかを判定する問題です。

提出
x=input()

if x.isupper()==True:
    print('A')
else:
    print('a')

Pythonのisupper()メソッドを使用することで、大文字か小文字かを判定できます。

if文で判定し、大文字の場合は「A」を、小文字の場合は「a」を返します。

isupper()メソッド islower()メソッド

isupper()メソッド、またはislower()メソッドを用いることで、文字列がすべて大文字か小文字かを判定します。

str.isupper()
#strが大文字ならTrue
str.islower()
#strが小文字ならTrue

そのほか、ASCIIコードを用いて解くこともできます。

提出
a = ord(input())
 
if a < 97:
    print('A')
else:
    print('a')

入力した文字列を一度、ASCIIコードに変換し、97以下であれば「A」を返します。

英大文字のASCIIコードは「65~90」、英小文字のASCIIコードは「97~122」となっています。

ASCIIコード

コンピュータは二進数で処理を行うため、文字データも数字に置き換えて処理します。

特定の文字を表す数字を文字コードと呼びます。

ASCIIコードは、アルファベットや記号などを中心とした文字コードです。

ord()関数 chr()関数

Pythonでは、ord()関数とchr()関数を用いて、文字とASCIIコードの変換ができます。

print(ord('a'))
# > 97
print(chr(97))
# > 'a'

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